Skip to main content

検索

”圧倒的な裁量権”と”グローバル基準の成長環境”の下で
中途採用かつ3年目ながら得た大きなチャレンジ

髙田 俊行

Fabric Care
Category Manager

2017年 中途入社
大手人材サービス会社から転職

Q.今までのキャリア、仕事内容を教えてください。

2016年4月に新卒で大手人材サービス会社に入社後、2017年7月にP&Gに中途入社しました。 P&G入社後は、名古屋・東京にてドラッグストア本部担当として主に洗濯洗剤カテゴリーの営業に従事しました。入社2年目からは、某企業担当セールスとして、チームメンバー全員が2年目以下の若手という中で、チームを牽引する役割を担い、自身の担当部門だけではなく全部門の取引状況を見ながら販売戦略の推進をするという経験をしてきました。
現在は、神戸にて衣料用洗剤の営業企画としてアリエールブランドの営業責任を担っています。 業務内容としては、日本におけるアリエールブランドの売上を最大化するために、どのように営業・販売すれば、よりお客様に購入していただけるかを日々考えながら戦略立案をしています。
具体的には、消費者トレンドや市場の各メーカー・ブランド別売上状況を莫大なデータを通して分析し、その結果をもとに、仮説検証を繰り返しながら販売戦略の細部設計や販売計画の策定を行っています。
また、単に分析するだけではなく、実際に店舗へ足を運び、お客様がどのように買い物をしているのか、そして小売店がどのように商品を展開しているのか等も、実際に目で確かめながら戦略や販売計画に反映しています。

Q.今現在感じる、P&G SALESに入社して良かったこと、誇りに思うことを教えてください。

P&G Salesとして入社して良かったことは、大きく3点です。

1. グローバル基点でのセールス知識やビジネスプロフェッショナルになるための知見を得られる

入社すると研修はもちろん、自身でも様々なデータベースを閲覧することができ、これまでP&Gが築いてきた知見や情報を学ぶ・知ることができます。日本で働いていながらも、海外での事例等を知ることができるのは、グローバル企業であるP&Gの一つの強みであると考えています。
また、各々が“ビジネスプロフェッショナル”になるために多種多様な研修プログラムが用意されており、どんなに業務で多忙でも研修を優先する文化があるなど、自己研鑽を後押しする企業姿勢は人材輩出企業といわれる所以であると感じています。

2. 大組織でありながら、若手でも大きな裁量権と責任を担うことで成長感を得られる

営業担当者として数億~数十億円のビジネス規模を担うことができ、自身が当事者意識を持って得意先対応を行うことできます。また、単に取引額が大きいだけではなく、販促金の使用方法を検討し、得意先のビジネス拡大のために何ができるのかを常に考え、実行することができる環境は他社では味わえない裁量権であると感じています。
営業企画では自身が負う責任、金額、裁量がさらに拡大し、セールス組織の代表として各部門の担当者とともに、時には意見が衝突しながらもブランドの売上拡大に向けて協働して業務を進めています。 例えば、①プラン策定時にはファイナンス担当者とともに費用対効果を検討したり、②生産数量の策定や変更時には現状分析や将来予測を生産統括担当者と共に検討したりと、それぞれの判断に対してセールス責任者として責任を負うことになります。
様々な壁にぶつかりながらも、カテゴリー・ブランドチームが一丸となって乗り越えていくことにより、 組織を動かす力はもちろんのこと、個人として大きなやりがいと共に成長している実感を得ることができています。

3. 様々なバックグランドの人と共に仕事をすることで新たな気づき、価値観を得られる

日本のオフィスであっても、グローバル企業らしく社内には様々な国から来ている社員が多くいます。特に、営業企画では多国籍チームの中で英語を使いながら日々業務を進めています。
そのような環境の下、お互いに尊重しながら仕事を進めるなかで、文化や価値観という観点で新たな気づきを彼らから得ることができています。

Q.入社当時と比べて、自分が最も成長したと感じる点を教えてください。

仕事に対しての当たり前の基準が上がったことが最も成長したことであると感じています。 P&G入社当時は、“ここまでやれば十分だ”や“他に選択肢はないだろう”と心のどこかで自身の行動・思考に制限を設けていましたが、入社後に担うことができる大きな裁量、役割を務める中で、自身の思考が“もっとうまくできないか”、“もっと成長できないか”と行動・思考に制限を設ける回数が少なくなってきていると実感しています。
特に、入社2年後に参加したP&G アジアパシフィックエリアにおける各国のP&Gセールス代表が集まってセリング能力を競う大会にて、各国の精鋭セールスと過ごした経験が自身の成長を加速させたと考えています。行動量の多さ、成長に対する貪欲さ、真摯にビジネスを理解しようとする彼らの姿勢は、グローバル環境の中で戦っていく上で、更に業務の基準を高めていく必要があると実感した大きな機会でした。このきっかけが今の営業企画での前向きな業務姿勢に生きています。

Q.今までの仕事において最もうれしかった瞬間はどんな時ですか?

企業担当セールスとして大手ドラッグストア企業のチームリードをしている中で、得意先から社長賞という全取引企業の中で最も貢献したメーカーとして表彰していただいた瞬間です。セールスとして自身の売上成績はもちろんのこと、ともに成長していく必要がある得意先からNo.1と言っていただけたことは最高の栄誉でした。単にメーカー営業担当として自社製品の拡売を目的にすることなく、得意先全体の売上拡大を目指して、パートナーとして伴走できたからこその結果であると考えています。P&Gは多くのブランドとともに売上拡大を推進することができる企業であり、P&Gで働く一つの醍醐味は、得意先のパートナーという立場で協働しながらビジネス推進ができる点であると感じています。

Q.仕事の難しさ、つらさはどのような時に感じますか?また、どのようにしてそれを乗り越えていますか?

自分自身が望んでチャレンジをしようとしているにもかかわらず、できない自分がいる、という場面に直面した際に仕事の難しさを感じます。
P&Gでは、年次に関係なく大きな裁量を持って様々なことにチャレンジをすることができます。一方で裁量が大きいがゆえに、自身の知見や経験だけでは判断に悩む、判断が難しいビジネスシーンに直面する場合があります。特に営業企画ではセールス代表として他部門と協働する中で、セールスのことを最も理解している人として接される機会が多いため、自身の判断が非常に重要となります。にもかかわらず、自信を持って断言できないことも未だに多く、不甲斐なさを感じています。そのような場面では、自身ですべてを抱え込むのではなく、他の営業企画担当者はもちろん、企業担当セールス社員など、多くの人の意見や知見を聞きながら、私なりの考えを作ることによって判断をするようにしています。常に新しいことを知る、常に広い視野で考える姿勢を持つことにより、協力を仰ぎながら自身の経験不足を補うようにして困難を乗り越えています。

Q.P&Gで働いていて、ダイバーシティー(多様性)の尊重を実感するのはどのような時ですか?

現在、衣料用洗剤の営業企画にいる社員は全員、それぞれ家庭を持ち、小さな子供がいながら、業務を進めています。女性社員はもちろんのこと、男性社員であっても、子供の急病時にはリモートワークや早退をするなど、男女関係なく平等に仕事と家庭の両立をすることができており、柔軟な働き方を実現できています。突発的な状況でも、勤務時間の変更など柔軟にできるため、家庭と仕事の両方を大切にしたい人でも働きやすいと感じています。
私自身も、子供の迎えで仕事を抜けることもあり、周囲の理解により共働き家庭でも比較的柔軟に仕事をすることができています。
P&Gセールスでは、直行直帰の働き方が浸透し、会社としても、リモートワークを行える環境があるので、男女関係なく自身で働き方を設定することができる文化が根付いていると感じています。