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MISSION KEYWORD TRAINING CAREER PATH FAQ

MISSION

企業価値を高める経営戦略のプロフェッショナル

企業価値を向上させるために健全で革新的な企画と管理を行い、

その結果としての長期的な利益とキャッシュフロー、

株主の投資に対する利益還元を最大化する

 

 

[ F&AMission ]

P&Gファイナンスは、企業理念である「世界の人々のよりよい暮らしのために」を継続的に実現していくため、株主・経営者の観点に立ち、収益性の高いビジネスモデル・健全な財務戦略を立案して、事業活動の収益性を長期的に最大化することを使命とする 「経営戦略のプロフェッショナル」です。

Message from APAC president (from F&A

 [ F&Aの役割 ]

上記使命を達成するために、P&G ファイナンスはi) Business Leadership, ii) Organization Development, そしてiii)Stewardshipという役割を担っています。

P&Gファイナンスでは、事業活動の収益性を長期的に最大化するために、商品の研究開発から生産・販売されるまで、ビジネスに関わるすべてを包括的な視点で捉え、ブランド・国の枠を飛び越えた事業部全体、さらには会社全体として収益性を高めることのできるビジネスモデル(ポートフォリオ)を作りあげることが求められています。そのためには、既存ブランドの拡販・新ブランドの市場への導入はもちろん、M&Aなどによる新規事業への参入、売却や撤退など組織に関わる決断を含む多様な戦略を立案・リードしていくことが求められます。また、内部統制といった社内におけるリスクの管理・保全をリードするのも、ファイナンスの大切な役割です。

KEYWORD

F&Aを理解するためのキーワード

P&Gのファイナンスは日本語名では「経営管理部」にあたります。ファイナンスというと経理・財務等の印象をもたれるかもしれませんが、P&Gファイナンスはそれだけにはとどまらず、企業価値をいかに最大化していくかという経営者視点が求められる職種です。P&Gファイナンスの特徴をより具体的に、以下のKeywordから見ていきましょう。
①圧倒的な成長環境
● 若手の裁量権
ファイナンス部門は1年目から所属する事業部のCFOとして、常に経営者視点での戦略立案を求められ、事業部のリーダー等、年次・役職がはるかに上の人と直接働く機会の多い部門です。他部署や経営陣からニーズ・情報を引き出し、説得するための交渉力・リーダーシップ・プレゼン能力など、ビジネスパーソンとしての基本能力を最大限成長させることができる環境にあります。非常にチャレンジングですが、大きな裁量権を与えられる仕事とトレーニング、また上司や先輩からのアドバイスを通じて得たスキルを活用し、優秀なファイナンスマネージャーとしてキャリアを確立していきます。
● グローバルな環境
ファイナンスは、ブランド・国を越えた包括的な視点でビジネスを考える仕事であるため、海外で働く機会も豊富に存在します。日本のP&Gファイナンス出身で、現在はシンガポール、中国、南アフリカなどの海外オフィスで活躍している人も多くいます。加えて、アジアの新入社員が一同に介して行うトレーニングを始め、海外で行われるトレーニングも数多く存在するので、世界中のファイナンス社員とつながりを作り、学びを共有することができます。さらに、日本オフィスにも多くの海外からの優秀な人材が集まっており、1年目から外国人の上司を持つケースも非常に多いです。こうした環境こそが、日本という枠にとどまらず世界中どこでも活躍できるリーダーの輩出を可能にしているのです。

②多角的な経営者視点
ファイナンスでは仕事内容が非常に多岐にわたり、包括的な視点でビジネスを理解することができます(Career Path参照)。どの仕事においても、俯瞰的な視点で全体像を理解し、持続的なビジネスモデルを構築していく力が求められています。
● ポートフォリオ・マネジメント
ファイナンスには、ブランド、国の枠を飛び越え、事業部全体さらには会社全体として収益性を高めることのできるポートフォリオを構築することが求められています。既存ブランドの拡販、新ブランドの市場への導入をはじめ、M&Aなどによる新規事業への参入、また時として売却や撤退なども考慮にいれながら、収益性を高める事業戦略を練る。ファイナンスでは、まさにビジネスのダイナミズムを味わうことができるのです。
● バリューチェーンを踏まえた全体最適
ファイナンスは「他の全ての部署のことを2番目に知っていなければならない」といわれる部署でもあります。それはファイナンスとして、商品の研究開発から生産・販売されるまで、ビジネスに関わるすべての“バリューチェーン”を包括的な視点で捉え、会社全体として収益性を高めることのできるビジネスモデルを構築していくことを目指しているからです。そのため、ファイナンスは毎日多くの部署の人と一緒に仕事をする中で、各部署の個別最適ではなく俯瞰的な視点で全体最適を達成し、企業価値を最大化していくことが求められています。

TRAINING

入社後のトレーニング

P&Gでは、入社何年目であろうと、トレーニングを受けることができます。というのも、P&Gでは成長ステージに応じて求められるスキルや必要な知識について様々なトレーニングが用意されているからです。トレーニングの内容は、全社員・ファンクションに向けて用意されているコーポレートトレーニングと、ファイナンスの専門知識・スキルを身につけるためのファンクション独自のトレーニング、さらにOJTに区分されます。いずれのトレーニングも各個人がグローバルで通用するビジネスパーソンとして成長することを目的としています。
当然、日々の厳しいビジネス環境の中で上司や先輩に教えられながら、身をもって学ぶOJTも重要です。しかし、特にファイナンスには、経営戦略を練っていく上で専門的な知識・スキルが要求されるため、通常業務から離れて、体系だったトレーニングによってそうした能力を磨いていくことも重要です。その幹となるのが「ファイナンス&アカウンティング(F&A)カレッジ」です。
P&Gでは数あるトレーニングの中から、何をどのように選択し自分自身を磨いていくかについて、一人ひとりの社員が自分で考え、行動していくことが求められます。つまり自分自身の成長について、きちんと自身で責任を持つことが要求されているのです。こうしたトレーニングシステムは、人が会社にとっての重要な資産であり、人材の成長が企業の成功につながるという企業理念に基づいています。
これらのトレーニングを通じて、入社以前はファイナンスの知識を持たなかった社員も、ファイナンスのプロフェッショナルとして成長することができるのです。
さらには、P&Gではトレーニングを受けるだけでなく、キャリアの早い段階から“トレーニングする側”にまわります。コーポレートトレーニングをするために、自身の持っているスキルや経験を省みて、それをよりよく伝えていくためにプレゼン能力を高める努力をすることもまた、自身のさらなる成長につながっています。

1 ファイナンスカレッジ
 

ファイナンスに求められる基礎知識や専門的分析手法などを、日常業務から離れて集中して学ぶ形式のトレーニングです。また、戦略策定を行っていく上での思考法や組織の動かし方、変革の導き方などのメニューも用意されています。カレッジ1ではアジア全体での若手1〜2年目の社員が一同に会し、基礎知識を学ぶと同時に、国籍や文化を超えてビジネスについてケーススタディを行ったり、実戦形式でのトレーニングを受けたりするなど知的好奇心を刺激されました。またP&Gの組織としての多様性や、アジアにおける経済の成長について仲間を通じて感じることができました。カレッジ2ではより分野別で専門内容について学ぶ機会になります。私の仕事が、主に売上・利益予測を通じて事業部全体のビジネス成長に貢献することであったことから、“会計”や“財務”、“収支予測”といった分野を中心にカレッジ2に参加してきています。また4年目以降は役職の責任範囲の拡大に伴って、専門的な“製造原価・管理会計”といったトレーニングも受けています。

OJT (On the Job Training)
 

上司や先輩など経験を持った社員から、仕事における考え方や進め方を実際の仕事を通じて学んでいきます。実際の日々の業務にその時々でできていること、できていないことを上司と検討し、具体的な成長のための対応案や行動の変化について話し合うことが早いペースでの成長を可能にしていると思っています。前述した体系だったトレーニングで学んだことをすぐに実践させ、より生きたアドバイスをもらうことでさらに成長を加速させていく。そんなプロセスがP&Gには用意されています。

CAREER PATH

入社後のキャリアパス

ファイナンスは、経営戦略のプロフェッショナルとして、バリューチェーン(開発から生産、販売に至るまでの全ての事業活動)、ブランド・国にまたがって収益性の高いビジネスモデルを構築することが求められています。そのため、入社1年目から、様々な種類のアサインメントを担当することを通じて、包括的な視点を身につけるキャリアパスが敷かれています。さまざまな視点から経営というものを理解することができるため、組織の内部外部を問わず多くの経営人材を輩出しています。


[入社後のキャリアパス – 例]
毎年のパフォーマンス・スキルに応じた昇進によって責任範囲を拡大させ、より複雑な業務に従事することとなり、常にチャレンジングな環境が与えられます。

その他社員の例はVoice of Staff参照。

FAQ

F&Aに関するよくある質問

● 採用について

Q1. ファイナンス(経営管理)ではどのような人材を必要としていますか。
A1. Missionにもあります通り、ファイナンスには、「経営戦略のプロフェッショナル」として、一連のビジネスに関わるあらゆる情報と深い洞察を武器に、取り得る戦略の選択肢をトップマネジメントに提供し、リードしていく使命があります。そこで (1) あらゆるデータを分析し、マネジメントへ独自の選択肢・付加価値の高い提言を行うことのできる論理的洞察力、 また (2) その独自の提言をチームやマネジメントに納得させ、ビジネスをリードしていくリーダーシップ・コミュニケーション能力、さらに (3) ビジネスにおけるチャンスとリスクを把握し、それらをより良いビジネスの構築へと結び付ける幅広い視野と知的好奇心を持った人材を私達は必要としています。
Q2. 採用にあたってどのような点をもっとも重視していますか。
A2. ファイナンスでは、人種・性別・出身大学を一切問わず、個人の能力のみを評価の対象としています。そういった意味では、私達は選考過程で数回行われる面接を、皆さんと私達がお互いをよりよく理解する機会ととらえ、重視しています。
Q3. ファイナンスと聞くと、簿記や会計学のような知識や技術が必要に思われますが、採用に重視されるのでしょうか。経済学部、経営学部出身ではないのですが、採用に関係あるのでしょうか。
A3. 評価の基準にはしていません。実際に、ファイナンスの社員の半数以上が、法学部や理系学部出身で、現在活躍していますし、文学部や社会学部出身で活躍している人も多数います。ファイナンスに関連する知識は、入社後に行われるトレーニングやOJTで身につけていくことが十分に可能です。(TRAINING参照)
Q4. 大学院生と大学生とでは採用活動に違いがありますか。また、ファイナンスでは理系学部の学生の採用もあるのでしょうか。
A4. 学歴による選考方法の違いはありませんし、公平な基準に照らして選考されます。また、多くの理系学部出身者が、理系学部出身ならではのデータ分析力や論理的な思考力を活かして活躍しています。

● キャリア・デザインについて

Q1. 研修には力を入れていると聞いていますが、具体的な研修の内容について教えてください。
A1. 詳しくはTRAININGをご覧ください。
Q2. 女性社員の方はどのくらい活躍されているのでしょうか。
A2. 仕事を進める上で、性別による違いは全くありませんが、実績としては、総合職として働くファイナンス社員のうち、約4割が女性です。
Q3. 税務や資金調達などに興味があるのですが、ファイナンスの中で、そのような配属を希望することはできるのでしょうか。また、ファイナンスの中にはどのような職種があるのか教えてください。
A3. 自らの希望を出すことは可能です。ただ、ファイナンスの重要な役割として、TAX(税務)やTreasury(資金調達)といった組織も機能していますが、入社後すぐの配属というのは極めてまれです。多くの場合、各製品カテゴリーでのチームの仕事や、日本市場全体の売上伸長・市場開拓を目指すチームの仕事といった、よりビジネスに直接的に関わるような仕事からキャリアをスタートさせます。 その後、W&DPと呼ばれる、年に1度上司とキャリアについて議論する機会などを通じて、自らの希望を踏まえたキャリアを描いていく事ができます。
Q4. 海外で働くことは可能ですか。
A4. はい、もちろん可能です。KEYWORD のところでも話したように、ファイナンスではその仕事の性質から、海外で働く機会は豊富にあります。今現在もシンガポールや中国などのアジアをはじめ、様々な国で日本のファイナンス出身の社員が活躍しています。
Q5. 社員となった後に、MBAを取得することは可能ですか。
A5. 会社の制度としては、MBA取得を支援する制度は持っていません。しかし、仕事とMBAを両立させてMBAを取得する社員もいますし、MBA以外にもCPA/CMAなどの資格を取得してビジネスパーソンとしての幅を広げる社員もいます。