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R&D 柴田 元子

2007年入社 東京工業大学大学院 理工学研究科 機械物理工学専攻 修了

 

現在の仕事について具体的に教えてください。

入社から今までずっとパッケージ開発をしています。入社直後は高級化粧品SK-IIを担当し、現在はヘアケア製品(シャンプー、コンディショナー、トリートメントなど)を担当しています。主にアジア市場向けの製品を担当していますが、プロジェクトによっては全世界への展開を視野に入れて開発を行っています。R&Dパッケージは開発初期におけるデザイナーやマーケティングとの企画から、それをパッケージメーカーと形にし、工場で最終製品にし、品質・性能を評価するまでのすべての開発プロセスを担っています。20119月からシンガポール研究所で働いています。

P&Gで日々鍛えられていると感じるスキルは何ですか?

コミュニケーション能力です。自分の言いたいことを簡潔に表現すること、オプションを提示しつつ自分はどうしたいかを伝えること、次の段階を明確にすること、この3つはチームと話している時もマネージメントレビューでも日々のメールでも必要なことなので、鍛えられていると思います。

グローバルな環境で仕事をする中で感じるあなたの強み、そしてチャレンジについて教えてください。

様々な文化的背景を持つ人たちと働いていると、必ずしも「自分の常識」=「一般常識」ではないということに気づかされます。その中では自分の意見を持つことが大切であると同時に、他人の意見を聞き受け入れる素直さ・臨機応変さも必要です。日本人の聞き上手なところは非常に重要な強みですが、他の意見に惑わされず自分の意見に自信を持って、正しいデータをもとに主張する力をより伸ばしていかなくてはいけないと思っています。

仕事の「やりがい」を最も感じるのはどのような時ですか?

自分の担当した製品が世の中に出る時が一番「この仕事をしていて良かった」と思います。テレビや雑誌、店頭で製品を目にすると胸が熱くなりますし、家族や友人に「あの製品良かったよ。また買うね」と言ってもらえると嬉しいだけでなく自信にもつながります。

仕事の難しさ、つらさはどのような時に感じますか? また、どのようにしてそれを乗り越えていますか?

トップダウンの指示に従えばいいのではなく常に意見を求められるので、仕事が変わったばかりで自信がないときや疲れているときはそれを重圧に感じることもあります。そういうときは上司や先輩、同期の仲間に愚痴や不安を聞いてもらうとすっきりし、その重圧をやりがいに変えることができます。良い面を褒めつつ建設的なフィードバックをしてくれるP&Gの文化に助けられています。

どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?

毎年二回は1~2週間の長期休暇をとります。その他にも年に数回金曜や月曜に休みを取って近隣諸国に旅行します。休みの計画は早めにし、事前に上司やチームに伝え準備しておくことにより、休みの間は仕事のことは一切考えなくても大丈夫なようにしています。

今後の目標とそれを達成するためにこれからどのように自分を成長させていきたいと思いますか?

私は世の中にあるできるだけたくさんの物や人について知りたいと思っています。そのために仕事ではいろいろ異なる種類の仕事を経験していきたいです。自分が置かれている環境を変えるためには勇気も労力も必要ですが、恐れることなく常に新しいことにチャレンジする精神を保ちたいです。