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PS 藤井 翔

2010年入社 東京大学工学系研究科システム創成専攻卒業 

 

現在の仕事内容を具体的に教えてください。

2つの主な仕事を担っています。一つは、明石のサプライチェーンリーダーとして、パンパーステープ型のおむつの供給の全責任を担っています。もう一つは、MOF(Manufacturing of Future) program leaderとして、製造業の将来の絵を関係部署を巻き込みながらブループリントを描いています。

P&Gに入ってよかったと感じた瞬間は?

一番にあげるのならば”製造業の未来”をデザインできることです。リーダーシップ、グローバルで生き抜くコミュニケーション能力が身につく等列挙するならばきりがないのですが…
P&Gはブランド構築が秀逸として世界中に知られていますが、根本では消費財を創る企業です。一日30億回も触れられている消費財を創るためには、世界標準のシステムが必要であり、その仕組むは極めて強いものと言えます。
同時に昨今のデジタルツール、オートメーション、ビックデータの手法を取り入れながら、どうやってより良いものを安く、早くそして時間通りに作れるか??そんなことを考えながら仕事しています。

 一番成長を感じた瞬間は?

入社3年目にインドの工場にパンツ型パンパースの新規生産設備を導入した経験です。全く文化の違うインド人の30人ぐらいの組織をリードして、喜んで買ってもらえるような品質を作り込み、サービスを守るための生産効率を達成しなければなりませんでした。
常に意識していたことは、メンバーと必要以上にコミュニケーションをとることで”一人の人間”としての関係を築き上げること、またある程度スキルが身についてきたのならば思い切って任せてみることです。
2年の赴任を完了させたときには、目標と個々人の関係で結ばれた素晴らしい組織を作り上げた結果は今でも忘れられません。

将来の目標は?

次世代のサプライチェーンの絵を書きたいですね。昨今、デジタルツール、モバイルツールにより、消費者の購買方式の変革しています。1 clickでものが購入できる時代ですから。そして、ひとりひとりの消費者がe-rating、 ブログ等で“ものを言える消費者”になっています。ですので、品質不良を起こせばその口コミは瞬く間に広がり、ブランドが傷つきます。
また、ビックデータをもとに販売予測を実施し、それを生産予定に結びつけ、不必要な在庫の削減を実施する。やれることは本当にたくさんあります。