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グローバルリーダーとして、9カ国

100名以上のメンバーをリードしアジア市場を牽引

木葉 慎介

Brand Director

APAC ファブリックケア担当
2001年新卒入社

01. 現在の仕事

担当する国は9カ国、100名以上のメンバーを統括するブランドディレクター

シンガポールでアジア市場全体の柔軟剤と日本・中国の洗濯洗剤を統括するブランドディレクターをしています。担当する国は9カ国に及び、各国のブランドマネージャーを含めると部下は総勢で100名以上。3カ月に1度の割合で各国に足を運び、その国のブランドの状況を深く理解しながら仕事を進めています。ブランドディレクターの役割としては、大きく分けて2つあり、一つはアジア地域内での売上と利益を達成していくためのブランド施策を遂行すること、そしてもう一つはアジア全体のポートフォリオでブランドの売上と利益の管理をするビジネスマネジメントを行うことです。

02. キャリアパス

若くして、アジアパシフィックをリードするブランドディレクターに

2001年に入社し、新ブランドとして立ち上がった「ボールド」の市場導入を手がけた後、「アリエール」のマーケティングを担当。ブランドマネージャーに昇格後は、「パンテーン」等のヘアケア製品にも携わりました。その後、アソシエイトブランドディレクターとして、日本の洗濯洗剤と中国の「アリエール」を担当。アジア全体の柔軟剤、「レノア」「ダウニー」の担当を経た後、現職のブランドディレクターをしています。

03. P&Gマーケティングへの入社動機

事業を自らの手で動かしてみたいそんな思いからP&Gに出会った

学生時代、将来的に何か事業を立ち上げたいと考えていました。事業を遂行する上で必要な「戦略」や「ビジョン」といったことはもちろんのこと、「お金」であるとか「競合の状況」「売上向上の要因」「コスト」など、事業のリアリティあふれる部分を自分の経験値として獲得したいという思いから、コンサルティングといった立場ではなく、事業を自らの手で推進していく仕事に就きたいと考えていました。そんな折、友人を通してP&Gの「ブランドマネジメントシステム」の話を聞き、興味を持ったのがきっかけです。
入社後に感じたことは、ブランドマネージャーはまさしくその国のブランドの経営を若くして一任されるということ。こうしたことはP&Gマーケティングだからこそ経験できることであって、私自身非常に学ぶことが多かったと実感します。もちろん、あまりにも覚えなければならないことが膨大にありすぎて、最初はその圧倒的な情報量に溺れそうになる時もありましたが、そうした状況の中で生き抜く術を身につけ、スキルや経験を得ることができたことに満足しています。

                        「アリエール」ジェルボール型洗剤

04.チャレンジと成長

市場に多大なインパクトを与えた新製品ある人の一言が自分をその気にさせた

第三の洗剤として発売された「アリエール」のジェルボール型洗剤の日本市場導入におけるマーケティングを任された時のことです。既存にない全く新しい製品の導入ということもあって、設備コストが高負担となり、市場調査が出した予測よりも販売価格をさらに引き上げないと採算ラインには合わないという予測が出ていました。
あまりにも高過ぎるハードルに思い悩みましたが、当時のグローバルグループプレジデントの「私が責任を持って、この新製品への投資を決断する。だから、君はそのためのビジネススキームを一から作り上げてほしい」との一言で一念発起。キャンペーンの方策やブランドの骨子を一から作り直して、これ以上にはないというほどの努力を重ねた上、市場に投入しました。結果、採算ラインと思われていた2倍以上の売上を達成。経済雑誌にも取り上げられ、日用品業界でのスーパーヒットとなり、日本の市場に大きなインパクトを与えることができました。

05. リーダーシップ

チーム力でゴールを達成するには信頼というフィーリングの醸成が必要

P&Gマーケティングでは入社後すぐにプロジェクトリーダーを任され、チームが到達すべきゴールを達成していくことが求められます。私自身、アシスタントブランドマネージャーを経てブランドマネージャー、アソシエイトブランドディレクターとなり、その時々においてリーダーシップを発揮してきましたが、現在のブランドディレクターになって、さらに大きな組織を動かしていくにはどのような資質が必要となるのかを考えるようになりました。
いかにして「選手から監督へ」と自らを成長させていくのか、そのためには、私個人の力だけではなく、私の他に事業を強力に推進することができる人材を育成することがキーだと考えました。そのために、部下に、刺激や成長を促すためのトレーニングを与え、部下に「信頼されている」という感覚を醸成させることが大切だと感じています。とはいえ、私自身もまだまだ成長段階の発展途上の身。現在の自分に満足することなく、様々な引き出しを増やして自分自身を強めることで、自分なりのスタイルを持ったより良きリーダーとなれるよう頑張っていきたいと思っています。

06. P&Gマーケティングで働くことのメリット

国際的な感覚の中で育まれるリーダーシップビジネスを動かすスキルが磨かれる

P&Gの良い点は、国籍や性別といったことに関係なく、何かを学べる存在が常にまわりにたくさんいるところ。そうした人々との関係性から自分なりのスタイルを身につけ、成長していくことができるという点です。そうした環境の中、自分が事業の中でリーダーシップを取りたい、日本という枠組みだけでなく、国際的な感覚の中で通用するビジネスリーダーになりたいという気持ちがあれば、楽しんで仕事ができると思います。