Skip to main content

検索

久保 七生 / Nanami Kubo

シニアブランドマネージャー

アリエール・ボールド担当|2020年中途入社

メーカー/ファイナンス職から転職


経験ゼロからでも、マーケティングのプロフェッショナルへ。

ビジネスとアイデアの両輪で、ボールドのV字回復をけん引。

01. マーケティングの仕事

ボールドジェルボールを究極のオールインワン洗剤としてリステージ。

P&Gに入社してからは、シンガポールで洗濯洗剤のボールドを2年間担当し、過去1番大きい製品ローンチであるフォーインワンのボールドジェルボールを担当しました。 消費者のより良い生活のために「どうしてそれが必要なのか」ということを突き詰め、また、明確な答えを持ち、チームのサポートをもらいながら一丸となって商品という形にしていく。特に私がそれを感じたのは先程のフォーインワンのボールドジェルボールを発売したときです。忙しい日々を送る消費者の方たちは、洗剤や柔軟剤といった複数のものを使用するのではなく、ひとつで完璧に済ませたいという簡素化のニーズが高まっていることが分かりました。それにも関わらず、ボールドはただ単に香りがいいだけの洗剤、そんなふうに思われてしまっているという課題がありました。そこで、「洗浄力と柔軟剤入り効果」このふたつを妥協することなく達成する究極のオールインワン洗濯洗剤という新しい価値を提供することとして、フォーインワンのボールドジェルボールを発売しました。その結果として、昨年比145%の売上シェアを達成し、ジェルボール過去最高のシェアも達成できたことはとても嬉しく自信につながりました。

  02. 転職の背景

 ビジネスとマーケティングのプランを1から企画・実行できる環境を求めて。

 P&Gのマーケティングでは、マーケティングプランの企画&実行とビジネスプランの戦略立案を全ていちから自分でできることが転職を決めた理由です。私は最初の会社でファイナンスとして、ビジネスを中長期でどう伸ばすかという課題に取り組んでいました。あくまでもアドバイスをする立場であって、消費者目線に立ち返って消費者の悩みを根本的に解決するような戦略をつくること、また、自分でビジネスにインパクトするような意思決定をすることができずにいました。なので、消費者の悩みを解決する商品やマーケティングプランをデザインし、ビジネスをより大きなものにしていくという、P&Gマーケティングは私にとって、とても魅力的なお仕事でした。

03. 仕事のやりがい

広告代理店とともに、製品のよさをわかりやすく消費者に伝える楽しさ

プランと戦略に沿って、製品の良さをどのように消費者の方々に伝えていくかという点もP&Gマーケティングのもうひとつのチャレンジであり、私が毎日楽しいなと感じている点になります。先ほどのフォーインワンのボールドジェルボールで新しいCMキャンペーンである「洗濯大名」を広告代理店の方たちと一緒に作りました。その時に抱えていたチャレンジとしては、「オールインワン」ということだけを伝えると、何かしらの効果を妥協していると思われてしまうことでした。洗剤の基礎便益である洗浄力を印象的に伝えること、そして他の機能のひとつひとつをちゃんと伝える、そんな解決策に至りました。社内だけではなくて、広告代理店といった社外のパートナーの方たちと一緒に「製品の良さをどう伝える」か、そのための解決策を考え、導き、より良いプランを作ることができるのは本当に、この仕事の面白さのひとつだと思っています。

  04. 働き方・雰囲気

  

一緒に働くチームメンバー、上司と日々関わる方が優秀かつ尊敬できる素敵な方ばかりというのも本当に恵まれた環境だなという風に思っています。日々彼らから吸収して成長していくことが実感できるそんなところも私にとっては幸せなポイントだなという風に思っています。