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IT 大澤 祐子

2009年入社 東京農工大学大学院 工学府 修了

 

入社時から現在までのキャリアステップと現在の仕事内容を具体的に教えてください。

現在まで、様々な部門に携わってきました。消費者が閲覧するブランドウェブサイトの管理・運営からキャリアをスタートし、その後化粧品カウンターで使用される顧客情報管理システムの開発・導入、営業部門をサポートするアナリストを経て、営業部門の店舗商談ツールの導入を行ってきました。
現在は、1) ITのインフラの管理・運営および、2) 従業員が使用するデジタルツールの導入等を行っています。具体的には、新社屋の移転時にはITインフラの構築(ネットワークや電話)、すでに運営しているP&Gのオフィスや工場のITインフラの管理、問題解決、従業員の生産性を高めるために、電話会議システム等の新しいデジタルツールの導入などをしたりしています。導入をリードしていくためには、1) 新しいシステムや技術の理解、2) 従業員のニーズと技術とのギャップ分析、3)分析結果に基づく導入計画、4)導入後の安定化の各ステップにおいて、リーダーシップを発揮していくことが求められます。他の国のメンバーと協働し、すべての従業員に影響することができるプロジェクトをリードすることができるので、とてもやりがいがあります。

就職先としてP&Gを選んだ理由、職種を選んだ理由を教えてください。

私は、アクティブでグローバルな雰囲気、社員の思考力の高さ、消費者へのインパクトの大きさなどからP&Gという企業に興味を持ちました。博士課程に進学していたので、企業の研究職に進むつもりでしたが、1)研究職以外にも学んだことを生かせる職業があること、2)研究職以外に進むことで視野が広がることを考え、研究職に加え、コンサルティング業界に対して就職活動をしていました。その中で、コンサルティングの仕事に近いITに興味をもち、最終的にP&G ITを選んだのは、1)グローバルで仕事の幅が広いこと、2)博士課程で学んだ論理的思考力やプロジェクトマネジメントのスキルを活かせること、3)コンサルティング会社とは違い、結果に責任を負えること、4)ITの社員の方々の雰囲気が自分にあっていたからです。

仕事の難しさ、チャレンジはどのような時に感じますか?また、どのようにしてそれを乗り越えていますか?

日本のニーズや問題を理解してもらえない時にチャレンジを感じます。様々な部門で仕事をしてきましたが、多くの場合、日本独特のプロセス、ニーズ、問題があり、グローバルチームが考える戦略や開発したツールにギャップが生じることがあります。このような時は、お互いの本質的なニーズがどこにあるのかを理解したうえで、それでもギャップがある場合は、日本のニーズやそれが満たされない時のビジネスへの影響を明確に理解してもらうよう話し合うようにしています。その際に、実際に現地で見てもらったり、ユーザーの生の声を聴いてもらったりすることで、より深い理解をしてもらうように心がけています。

これまでで最も印象に残っている仕事とそれによって得られたことについて教えてください。

最も印象に残っている仕事は、日本神戸本社の移転プロジェクトです。私はITインフラの構築および新しい電話システムの導入を担当していましたが、国内外の様々なビジネスパートナーと協働しながらのプロジェクト運営、日本独特のビジネスニーズの理解、すべての従業員への新規システムの落とし込みが大きなチャレンジでした。チームメンバーの多くのサポートにより、予定通り完了することができ、神戸本社を移転することができました。この仕事を通して、基本的なITインフラの知識、そしてそれを形に残せた達成感と自信、そして何よりも多くの従業員とのつながりを得ることができました。これらは、今後仕事を進めていく上で大きな力になり、それを得ることができた移転プロジェクトに携われたことに感謝しています。

どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?

基本的には、1) 優先順位をつけること、2)家族の理解を得ること、 3)ONとOFFの切り替えをすることで、仕事とプライベートのバランスをとっています。私は結婚しているので、夫婦でお互いの状況に合わせて、今は何を優先すべきかを考え、話し合います。たとえば、夫が忙しいときは私が早めに帰り、夕食の支度をしますが、逆に私が忙しいときは、夫にお願いをしています。また、休暇が取れるときは休暇をとり、仕事を完全に忘れ、心身共にリフレッシュをすることを心がけています。

 

現在の仕事内容を具体的に教えてください。

日本のSales(営業統括部門)に店舗別の売上実績格差を改善する業務プロセスの導入をリードする仕事をしています。業務プロセスの改善をリードするためには、1)現在の営業プロセスの深い理解、2)ニーズの把握とギャップの分析、3)新しいプロセスの提案、4)実行、の各ステップにおいて、リーダーシップを発揮していくことが求められます。プロセスを導入するだけではなく、営業統括部門や他の国のメンバーと協働し、最終的な成果につながるところまで責任を持ち、リードすることができるので、とてもやりがいがあります。

就職先としてP&Gを選んだ理由、職種を選んだ理由を教えてください。

私は、アクティブでグローバルな雰囲気、社員の思考力の高さ、消費者へのインパクトの大きさなどからP&Gという企業に興味を持ちました。博士課程に進学していたので、企業の研究職に進むつもりでしたが、1)研究職以外にも学んだことを生かせる職業があること、2)研究職以外に進むことで視野が広がることを考え、研究職に加え、コンサルティング業界に対して就職活動をしていました。その中で、コンサルティングの仕事に近いITに興味をもち、最終的にP&G ITを選んだのは、1)グローバルで仕事の幅が広いこと、2)博士課程で学んだ論理的思考力やプロジェクトマネジメントのスキルを活かせること、3)コンサルティング会社とは違い、結果に責任を負えること、4ITの社員の方々の雰囲気が自分にあっていたからです。

今現在感じる、P&Gに入社して良かったことを教えてください。

予想していた以上に早い段階から仕事の裁量権が大きいところだと思います。大変だと感じることもありますが、それだけ大きく成長できる環境にいられることは本当に幸せなことだと思います。また、一緒に働いている人が本当に尊敬できる人ばかりです。国内外問わず、素晴らしい同期、ITの先輩上司の方々、他部署の先輩上司の方々に出会えたこともP&Gに入社して良かったことの一つです。

これからどのように自分を成長させていきたいと思いますか?どのようなビジネスパーソンになりたいと思いますか?

とにかく広い視野を持ったビジネスパーソンになりたいと思っています。そのためには、ITの特徴を生かして様々なファンクション(職種)と関わりを持ち、いろいろな仕事を体験して多くの分野の背景を学びたいと思っています。国内だけではなくグローバルカンパニーの一員として、グローバルなプロジェクトも経験し視野を広げていきたいと考えています。そして、その中から自ら強く貢献できる分野や進んでみたい分野を見つけ、自らのキャリアを築き上げていきたいです。