Skip to main content

検索

HR 藤井 綾子

2010年入社 慶応義塾大学 法学部 卒業

 

入社時から現在までのキャリアステップと現在の仕事内容を具体的に教えてください。

入社してから2年ほど新卒採用に携わっていました。思いついた新しい提案を片っ端から試すことが出来、今思い返しても最も“楽しかった”アサインメントです。その後、シンガポールオフィスに移ってビューティケア事業部のHRとなりました。公私ともに大きな変化となったので苦労しなかったと言ったら嘘になりますが最も成長した1年半だっと思います。そして現在はシンガポールの研究開発センターのHRを担当しています。このアサインメントでは、研究開発部門特有の大きなプロジェクトにも携わること機会が多く、HRの観点からビジネスそして消費者に対してインパクトを残している実感があり日々の充実感に繋がっています。

就職先としてP&G、職種を選んだ理由を教えてください。

HRのプロフェッショナルとして成長できるベストな環境だと感じたからです。職種を絞ってキャリアを築いていく、中でもHRのエキスパートとしてキャリアを積むというのはどこの企業でも実現できることではありません。しかしP&G HRはそのような私の考え方、信念を丸ごと受け入れて充実したキャリアパスを描いてくれました。今でもその当時の期待は裏切られていません。新たなチャレンジを通じて日々HRとしてのスキルを積むことが出来ていると感じています。

仕事の難しさ、チャレンジはどのような時に感じますか?また、どのようにしてそれを乗り越えていますか?

日々新しいことにチャレンジする、変化し続ける、成長し続ける、というのは、聞こえはいいですが実際は常に自分の限界を試すことになるのでとても大変です。もうこのまま自分がやりたいことや得意なことをやることだけ出来たらどんなに楽か、と思ってしまう時もあります。そんな時、私はとにかく社内の色々な人に話すようにしています。自分のロールモデルとなる人や経験値がある方に話すことによって視野を広げることが出来ますし、何よりチャレンジや成長の先にある新たな自分を見据えることが出来、自分のモチベーションを高めることが出来ます。キャリアは短距離走ではなくマラソンのようなものだと思うので、目の前のことだけに一喜一憂せず、常に長い目で捉えてP&G HRでキャリアを積んでいきたいです。

ダイバーシティ(多様性)の尊重を実感するのはどのような時ですか?

私が所属している420人の組織には27カ国籍の社員が在籍し、男女比もおよそ半々、年次も1年目の新入社員と35年のベテラン選手が同じ会議に参加してプロジェクトを進めています。私がダイバーシティの尊重を感じるときは、このように多様な背景をもった社員がそれぞれ“ありのまま”で働いているのを目の当たりにしたときです。本来ならばとても自然なことに思えますが、その裏には個人個人の心がけ、努力が積み重なっています。無意識に生じてしまう偏見の除去、マジョリティーに合わせてしまう‘流れ’を断ち切ること、そして何より全員がよき‘聞き手’となって相手を理解しようとする努力によって成り立っている環境だと思います。

どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?

時間面においては、会社のフレックスシステムを最大限に活用してバランスを保っています。育児休暇から復帰した最初2ヶ月は50%の時短勤務でペースを作っていきましたし、今でも娘の発熱など急なニーズがある場合、在宅勤務を活用して個人と会社のニーズを同時に満たすようにしています。気持ち面では、仕事面の充実がプライベートの充実感にもつながり、逆も然りだと感じています。もともと自分の知的好奇心とマッチする仕事をしているので、仕事とプライベート面、相互にプラス作用を保つことができたら、と思っています。