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F&A 菊池 康裕

2009年入社 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 卒業

 

入社時から現在までのキャリアステップと、現在の仕事内容を具体的に教えてください。

入社して最初に所属したのが、世界中全てのSK-Ⅱを作っている滋賀工場で工場のファイナンスです。次に神戸本社で日本ヘアケアを担当し、シンガポールに異動して日本ヘアケアを含むアジア太平洋地域のヘアケアを担当しました。そのままシンガポールに残り、日本では未発売のOlayという化粧品のグローバルファイナンス、Safeguardというパーソナルクレンジングブランドのグローバルファイナンスの2つを同時に担当し、北米、ヨーロッパ、中国を含む全ての地域のビジネスをみていました。現在は日本に帰国し、パンパースを生産している明石工場でファイナンスとして働いています。

就職先としてP&G、職種を選んだ理由を教えてください。

自分の市場価値を高めるにはP&Gが最も適したキャリアのスタートだと考えたからです。自分の市場価値を高めるために重要だと考えた要素が3つありました。1つ目はグローバルに活躍できる機会があるということ。これはグローバルチームに所属したことなど、十分に機会を得ることができています。2つ目は若いうちから責任のある大きな仕事を任せられる機会がある会社であること。これも想像していたとおり、1年目から常にチャレンジングな環境に身をおくことができています。3つ目は実際に事業をやっている会社であること。実際に事業をやっているかどうかで、経験できることの質が変わってくると思っています。これら3つの要素をもっとも満たしていると考えた会社がP&Gだったので就職先として選びました。

様々なアサイメントを経験した後で感じる現在の仕事の魅力を教えてください。

工場でのファイナンスの魅力は大きく2つあると思います。1つは組織としての決断の早さです。グローバルファイナンスを担当していたときは、それぞれの地域にチームがあり、それぞれチームと合意しなければなかなか物事は動きません。もちろん大きなビジネスをみることができるという醍醐味はありますが、組織として決断するまでに時間がかかると感じることもありました。それが工場では、基本的には工場長を説得することができればすぐにプロジェクトを実行することができます。そのスピード感は大きな魅力のひとつだと思います。2つ目は実際に物事が目の前で起こっているということです。グローバルポジションでは他の地域で現在何が起きているかを理解するにはどうしても現地のチームからの情報が重要になってきますが、工場では様々な物事が目の前で起こっており、現場で起こっていることをすぐに理解することができます。グローバルやアジアのチームが作ったビジネスプランの影響で現場にどのようなことが起こっているのかを理解し、ビジネスプランをより洗練されたものにするためにはどのようなアクションが必要なのかを考え、それをどのように伝えればグローバルチームは動くのかを実際にグローバルチームにいた経験を活かして考えています。それらの提案が実ればグローバル単位のプロジェクトにも大きな影響を与えることができるというのは、物事が目の前で起こっているからこそ実現できる、工場でのファイナンスとしての大きな魅力だと考えています。

どのようにプライベートとのバランスをとっていますか?

特別意識してバランスをとっていると思ったことはありませんが、自分の中でのプライオリティーははっきりさせています。基本的に仕事、家族、趣味のトライアスロンの3つにしか時間を使いません。トライアスロンでも達成したい目標があるので、それを達成するためにはどのようなトレーニングが必要で、どれだけの時間を割かなければいけないのかを長期、中期、短期で計画を立てています。そしてトレーニングの時間を確保するためにはどのように仕事を進めていけばいいのかを逆算して取り組むようにしています。しっかりと仕事をこなしていれば、かなりフレキシブルに計画を立てることができていますし、海外のトライアスロンの大会に参加するために1週間程度の休みを年2回程度とっています。それ以外にも子供の行事などでも休みをとるなど、仕事、家族、趣味の3つで充実した時間をすごしていると思います。